保護者の方へ|幼児からスタートできるIJKA公認空手道教室

我々が空手道を指導する上で重視していること

我々の空手道教室で一番重視していることは「よく見ること」「よく聞くこと」。
これを「集中力」と呼んでいます。集中力のある子はすぐ出来るが集中力の無い子は時間がかかる。また、空手は他のスポーツと違い道具がありません。ですから見る・聞くという精神作用が無ければ上達は出来ません。これは、物事を学ぶ上での本質です。

お子様のサポートについて

空手道を継続する上で重要なことは、昨日より今日、今日より明日、いかに成長出来たかという一点です。他人の子どもと自分の子どもを比べる必要はありません。失敗しても諦めず、繰り返し練習すること。これも空手道を学ぶ目的の一つです。
ですからお子様が失敗をしても怒らないで下さい。無理に背中を押さず自分の足で一歩踏み出すまで辛抱強くお子様の成長を見守ってあげて下さい。

子どもには子どものうちにしか
伸びない能力がある

子どもたちを指導するときに気をつけなければならないのは、「子どもには子どものうちにしか伸びない能力」があるということです。子どもに大人と同じような筋力強化を目的としたトレーニングをさせる必要はありません。むしろそれが逆効果になってしまう場合もあります。なぜならば、人間が基礎的な身体の使い方を修得するのは幼少期までと言われているからです。

幼児に空手を指導する際の身体的な３つの目標

基礎的な身体の使い方(力の抜き方)を習得すること
幼児期に必要な４つの運動感覚(位置感覚・視覚調整感覚・聴覚調整感覚・協応感覚)を養うこと。
また、神経系の機能を高めること。
関節の可動域を広げて柔軟性を高めることです。それらを高めることで、怪我の予防や身体能力の向上。強いては、日々の生活面でも集中力(見る力・聞く力)の向上や自己の言動に対する自信にも繋がることを期待しています。

大人たちが子どもたちの大いなる可能性に気付き、その素地を高めてあげることができれば子どもたちはそれらを応用して自分自身で成長していきます。正しい運動習慣とあらゆる技術を吸収できる柔軟な心を育てることが、幼児に空手を指導する大きな目的です。

日常生活で大切な3つのこと

あいさつをすること
返事をすること
脱いだ靴をそろえること

私たちが指導を行うときに最も大切にしていることは、「日常生活に活きるための空手」を教えることです。日常生活で大切なことは3つに集約しています。挨拶をすること。返事をすること。脱いだ靴を揃えること。これらができる子どもは、将来どこに行っても、誰と出会っても恥ずかしい思いをすることはありません。空手道が子どもたちの人生を少しでもより良いものにできたなら、指導者としてこれ以上の喜びはありません。

当教室で
身に付くこと

私たちの空手道教室で特に重視していることは「よく見ること」「よく聞くこと」。これを「集中力」と呼んでいます。集中力のある子はすぐできますが、集中力のない子は時間がかかります。
また、空手は他のスポーツと違い道具がありません。ですから見る・聞くという精神作用がなければ上達はできません。これは、物事を学ぶ上での本質です。
そして、空手道を継続する上で重要なことは、昨日より今日、今日より明日、いかに成長できたかという一点です。他人の子どもと自分の子どもを比べる必要はありません。
失敗しても諦めず、繰り返し練習すること。これも空手道を学ぶ目的の一つです。
ですからお子様が失敗しても怒らず、そして無理に背中を押さず、自分の足で一歩踏み出すまで寄り添いながら、お子様の成長を見守っていきます。

幼稚園・保育園の正課授業でも採用されています

当団体の幼児空手は、有識者・各方面の指導者と意見交換を行い、独自の理論に基づいて構築されたプログラムです。
現在、幼稚園・保育園などで当団体の空手が正課授業として全国で採用されています。

空手は道具を使わないため、自分の身体を自分の意思で自在に操るための身体操作のお稽古を行います。
そして、集中して何度も繰り返し行うことで、視覚・聴覚・協応・平衡感覚など特に幼児期に必要な運動感覚を高めながら、柔軟性・体幹力・基礎体力を身に付けていきます。

黒帯取得を
目指す意味

黒帯取得を目指す過程で、私たちが生徒たちに学んでいただきたいことは以下の二つです。

自立
全力を出し切り最後まで一人の力でやり抜くこと
自律
何度失敗しても諦めずに繰り返し努力すること

最も重要なことは、黒帯を取得することではなく「黒帯を取得するまでの過程」です。
黒帯とは、簡単に手に入らないからこそ価値があります。

黒帯を取得するためには相手に勝つ強さよりも、どのような状況でも揺らぐことのない「確固たる自己」を確立する必要があります。
黒帯を取得するまでの間、何度も失敗をして、その度に繰り返し練習をします。
これを継続するうちに「辛抱強い心」と「柔軟な身体」が育ちます。

地道な努力を重ねて初めて黒帯を締めたときの達成感は何物にも代えがたい体験となり、その後の人生に必ず影響を与えてくれるでしょう。
小さな花を咲かせて満足するよりもお子様が大人になったときに大きな花を咲かせられるようご家庭でも諦めない心を伝えてあげてください。