Q.空手を始めてお子様が変わったと思う点は？ 空手を始めてから全ての面において間違いなく良い影響が表れています。何事にも集中力が身に付いた他、靴を揃える、挨拶をするなど、空手で教わったことが生活の中でも自然と行えるようになりました。

Q.空手の特徴や他のスポーツ・習い事との違いは？ 空手は人としての基礎を作ることを目的としている点がとても優れている点だと思います。そして、空手を学ぶ過程で、身体的な要素も身に付きます。空手の中には生活の中でのあらゆる基礎が詰まっていて、他のスポーツと比べても、空手のあらゆる意味での基礎のレベルは非常に高いと思います。子どもには他にも習い事をやらせていますが、全ての内容や成績が向上しています。空手は勉強にもスポーツにも通じるものがあると思います。

娘が空手を始めたのは、小学校４年生からでした。周りの子たちよりも比較的遅いスタートだと思います。先に私（母）と弟が空手を習っており、先生の勧めもあって始めました。子どもの頃から大人しい子でしたが、空手のときは人前でも臆することなく自分自身を表現するようになり、「こんなことが出来るの」と親として驚くことばかりでした。娘が空手から学んだことは、技術だけではありません。空手を通して、弱い自分と向き合い、そこから逃げない強さを学んできたのだと思います。それは、人生を生きる上で最も大事なことだと思います。この春から高校へ進学しますが、「空手で日本一になりたい！」という目標を持ち、自ら一番厳しい環境を選択しました。その選択をした娘を親として誇りに思います。空手は、私たち家族にとって絆を繋ぐものであり、無くてはならない存在です。